音楽の基本であるピアノ

ピアノを習って

私は3歳の時からピアノ教室に通って、小学校6年生まで続けました。
ピアノを習っていてよかったことは主に3つあります。
1つ目に
音楽の授業に困らなかったこと、2つ目に、あまり緊張しなくなること、3つ目に子どもに弾いてあげられることです。

まず、1つ目についてですが、音楽の授業の成績はオール5でした。
試験の勉強もあまりしたことがありません。楽譜が読めたので歌の音程をとることができ、役に立ちました。
音楽コンクールがあるのですが、その時にも家でピアノを弾き個人レッスンもできました。
1番の思い出は卒業式のピアノの伴奏で誰が弾くのかで争ったことです。
普段はあまり前に出ないタイプなので、クラスの人の前でピアノを弾いたことはありませんでした。
それにあまり自分のピアノに自信がありませんでした。
しかし、先生が挑戦するようにおっしゃったので、やってみることにしました。
ピアノ教室で練習をして、人前でできるように頑張りました。
しかし、卒業式の伴奏者には選ばれませんでした。
うちのクラスにはピアノをしている人がたくさんいたのでもっと上手な人が伴奏を担当しました。
けれど、私には悔いはありませんでした。先生が諦めないことを教えてくださり、自信を持てるように挑戦させてくださったのです。
本当にいい思い出です。

次に2つ目にについてですが、ピアノ教室に通っていると、1年に1回ピアノの発表会があります。
ピアノ教室に通っている人とその親御さんたちが来ますので、大勢の前で披露しなくてはなりません。
そのために2ヶ月ほど練習するのですが、一曲だけではありません。
連弾もありますし、ハンドベルなどもあります。
この2ヶ月は結構な追い込みなので辛いです。
また、成長するにつれ難しい曲になるので、更に辛いです。
しかし、その成長を発表するので、親にとっては嬉しいものだと思います。
こんな大勢の中で長い間発表をしてきたので、それほど緊張はしなくなりました。
そして自分の成長やできた達成感を味わえるのでとてもいい機会になります。

そして、3つ目についてです。現在2人の子どもがいるので、ピアノを弾いて一緒に歌っています。
子どもは保育園に行っていないので歌やピアノに触れ合う機会がありません。
私は大学で教育の専攻をしていたのでピアノを持っており、必ずピアノが必要で尚且つ弾き語りができないといけませんでしたので、弾き語りもできます。
だから伴奏しながら子どもと一緒に楽しむことができます。
また、子どもにピアノを教えることができるので早くからピアノに触る機会ができます。
将来、ピアノができて何に役に立つのかわかりませんでしたが、教師になろうと思った時にはピアノをやっててよかったと初めて思いました。
そして、子どもにもさせておこうとも思っています。
ピアノ教室に通ったことで、結果的に私にとってプラスでしかありませんでしたので、親に感謝しています。