音楽の基本であるピアノ

音楽の基本であるピアノ

私は5歳からピアノを始めました。
その当時は当然ながら自分の意思ではなく、親に習わされていたのですが、早いうちからピアノに触れていたおかげで、音楽家を目指していたわけではないけれども、

絶対音感が身についたことは良かったなと思います。

因みに私が習っていたピアノ教室は譜面通りに弾くだけではなく、和音の書き取りや、初見で譜面の音を拾って歌うなどということもしていました。

また、ピアノは左手と右手と同時に弾かなければならないので、慣れるまでは結構難しいですが、こなせるようになると頭の体操にもなり、
ピアノが全てではないと思いますが、ピアノを始めてから大分器用になったと思います。 

ピアノを始めたことをきっかけに、音楽が好きになり、小学校では歌もリコーダーも得意でした。

小学校のイベントであった音楽会では譜面がよく読める子が鍵盤を担当できることになり、木琴や鉄琴などで「夜空ノムコウ」などを演奏したことを覚えています。

中学に入ってからは吹奏楽部に所属し、クラリネットを担当しました。
ピアノの譜面が音符が細かく、右手も左手も同時に読んでいたので、吹奏楽部で合奏するクラリネットの譜面は割と簡単に感じました。
音程などの概念はクラリネットを始めるまでは特に言われることはなく、吹奏楽部で合奏する以上はピッチも気をつけなければならないということを学びましたが、
ある程度音感が身についていたので、自分が吹いている音程が高いのか低いのかも大体耳で聴いたら分かりました。
また、ピアノにはその曲に合った指で演奏しなければいけないので、それがないクラリネットは大分楽に感じました。

そして、社会人になってからはフルートを習い始め、教室でピアノと合わせて演奏したり、発表会にも出場しています。
それをきっかけにピアノもまた習いたいなと最近は考えています。


小さい頃は親に習わされていたという感覚だったので、楽しいことばかりではなく、むしろ嫌だなと思うことの方が多かったのですが、
大人になってみると、求められた時に咄嗟にスタンダードなクラシック曲や簡単なポップスなど弾けたらかっこいいなと改めて感じます。
私は中学受験があったので、それを機にピアノ教室を辞めてしまったのですが、中学受験が終わってからでも続けていれば良かったなと後悔しています。
ただ、私は今でも手が小さいのが自分の中のコンプレックスで、もう少し指が長かったら良かったのになと今でも思っています。


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